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KK Crushers:Chris “PokinStaR” Alcindor

Christopher Alcindor

4人目のKK Crusherが登場!

安定感、ひたむきさ、成長、そして成功。KKPokerコミュニティで際立った実績を残すプレイヤーたちを称える新企画「KK Crushers」は、こうした資質を備えたプレイヤーにスポットライトを当てます!

KK Crushersで紹介するのは、ハイレベルな戦いを続けながら、KKPokerコミュニティらしさを体現しているプレイヤーたち。トーナメントの成績やニックネーム、そしてプロフィールアイコンの向こう側にある、一人のプレイヤーとしての歩み、ぶつかってきた壁、人柄、そしてこれから叶えたい目標。そのすべてに迫ります!

Tommy “JustX” Savovプロ、Vlad “Sarah.K” Barbuプロ、Bruno “Snoway” Mazarelli Casadeiプロに続く4人目のKK Crusherは、この人です……!

CHRISTOPHER “PokinStaR” ALCINDOR

Christopher Alcindor

プレイマネーとフリーロールから、WSOPブレスレット獲得へ。

ポーカーというゲームが、カナダのChris Alcindorプロの人生を大きく変えました。

モントリオール出身のAlcindorプロは、かつて電気エンジニアとしてのキャリアを思い描いていました。しかし、ただプレイするだけだったポーカーで勝てるようになり、このゲームは研究することで強くなれるのだと気づいたとき、自分が挑むべきものを見つけます。

オンラインポーカーで長く成功を収めたのち、ライブポーカーへの挑戦が本格化したのは2024年1月。WSOPリング2つの獲得を経て、2026年6月、ラスベガスのファイナルテーブルという大舞台で、ポーカープレイヤーにとっての究極の目標にたどり着きます。自身が特に好む種目の一つであるPot Limit Big Oで、$387,000とともにゴールドブレスレットを手にしたのです。

KKPoker Vegas Dreamを2度制した実績もあり、Alcindorプロはコミュニティで長く知られる存在でした。

これまで、そして今も続く輝かしいキャリアの物語をご紹介します。

「PokinStaR」の由来


成功したポーカープレイヤーには、オンラインで広く知られた名前があるものです。ときには、そのニックネームだけが唯一の手がかりということもあります。

しかしAlcindorプロの場合は、オンラインポーカーでの実績、ライブポーカーでの経験、そして業界での仕事を通じて、「PokinStaR」という名がKKPokerコミュニティ、さらにその外にまで広く知られるようになりました。では、この名前はどのように生まれたのでしょうか。

「ポーカーを始めたばかりの頃、PokerStarsでプレイマネーのトーナメントやフリーロールを打っていました。いつかこのゲームの最高の選手たち、つまりスターたちと戦いたいと思っていたんです。それで、ちょっとした言葉遊びを考えました。スターに手を伸ばす、あるいはスターを『つつく(poking)』ことで、自分もその一人になれたら、という意味です」とAlcindorプロは語ります。

Alcindorプロがポーカーの世界に足を踏み入れたきっかけは、幼い頃から親しんだストラテジーゲームでした。そして、ポーカーのスキルは研究によって高められると理解したことで、ポーカーにますますのめり込んでいきます。

「まず、僕はストラテジーゲームが本当に好きなんです。それともう一つ、ある日友人にこう聞かれました。ポーカーのトーナメントで勝つのはいつも同じ30人か40人だけど、なぜだと思う? 彼らは世界一運がいい人たちなのか、と。それで、初めて真剣に考えてみたんです。何か理由があるはずだと。だから自分で試してみて、確かめようと決めました。それから数週間で、学ぶのは簡単なのに、極めるのは本当に難しいこのゲームに夢中になっていました。その挑戦を受けて立とうと思ったんです」

Alcindorプロの研究は、定番のNLHからミックスゲームへと広がっていきました。学生ローンを完済し、オンラインポーカーで安定して勝てるようになったことで、長期的にポーカーで成功できるという自信をさらに深めていきます。

KKPokerとの出会い


AlcindorプロがプレイヤーとしてKKPokerコミュニティに加わったのは2022年のこと。カナダのポーカーコミュニティでの評判は、モントリオールで開催されるKKLIVEイベントのコンサルタントという役割にもつながりました。

KKPokerがVEGAS DREAMプロモーションを立ち上げたことで、ラスベガスで開催される世界最大級のライブポーカーシリーズへの道が、オンラインプレイヤーにも大きく開かれます。2024年、Alcindorプロは$12,000のパッケージを勝ち取りKKエリートチームの一員としてライブポーカーの聖地へと向かいました。


「KKPoker Vegas Dreamのおかげで、ポーカー最大のライブメインイベントに出場して、夢を叶えることができました。大きな自信になりましたし、自分もこの舞台にいていいんだ、もっと上のリーグでも戦えるんだと実感できました。サテライトで参加権を勝ち取っていなかったら、メインイベントに出ることはなかったと思います」とAlcindorプロは語ります。

2024年のメインイベントで入賞は逃したものの、その経験がAlcindorプロを突き動かしました。2025年には2年連続でVegas Dreamのパッケージを獲得。前年の経験を活かして勝ち進み、499位で$32,500を手にします。

2025年にMain Eventでディープランできたことで、自分らしいプレイができるようになりました」

「2024年に打ったときは、いつもなら仕掛ける場面でも、自分にブレーキをかけてしまうことがあると気づいたんです。初めてのMain Eventだったので、このチャンスを無駄にしたくないという気持ちがありました。でも、それは正しい心構えではなかったと思います」

「2025年の経験は、何日も連続でAゲームを出し続けるために必要な体力と精神力を鍛えるうえでも、大きな経験になりました。これはオンラインより、ライブのほうがずっと難しいことです。それと、$10,000のライブトーナメントで落ち着いてプレイできるようになったことで、その後により低いバイインの大会、たとえばあの$1,500のBig Oイベントを打つときも、精神的にずっと楽になりました」

Christopher Alcindor
ラスベガスのKK Villaのプールを楽しむAlcindorプロ

ブレスレット獲得への道


2026年はVegas Dreamのパッケージ獲得を逃したAlcindorプロですが、それでもラスベガスへ向かうことを決め、自身が特に好むミックスゲームに挑みます。

6月4日、$1,500 PLO Hi-Lo 8 or Betterで72位に入賞し、$3,525を獲得。敗退から間もなく、その賞金を元手に$1,500 Pot Limit Big Oへエントリーします。それが、キャリア最高の快進撃の始まりでした。

このイベントには2,150エントリーが集まり、賞金総額は$2.8MBrian RastMatthew WantmanDaniel WeinmanBen YuJohn RacenerAri EngelMike MatusowDario SammartinoBryce YockeyViktor Blomなど、名だたるプロたちが顔を揃えました。

DAY 1

「今年のBig OイベントはDay 1が2回に分かれていて、それが自分には有利に働きました。というのも、Day 1Aと$1,500 PLO8のDay 2が同じ時間帯だったからです。夕食どきにPLO8を72位で敗退したので、そのままBig Oにレイトレジすることにしました」

「その時点ですでにブラインドはかなり上がっていて、スタックは15〜20BBほど。なんとかスタックを作ろうとアグレッシブに攻めたんですが、あっという間にリエントリーの上限2回に達してしまいました。あとは、最後のチャンスとなるDay 1Bで挽回するしかありませんでした」

「翌日はしっかり休んで、今回の遠征で予定していた3つのうち最後のイベントに全力を注ぐつもりで戻ってきました」

「序盤はまずまずのスタックを作り、そこから順調にチップを増やしていきました。でも、レイトレジが締め切られた直後にショートスタック相手に何度かチップを失い、さらにマルチウェイポットで仕掛けたビッグブラフも失敗して、スタックをかなり減らしてしまいました」

「その後、ほとんどが初対戦のプレイヤーという新しいテーブルに移動になりました。ブラインドも上がり、気づけばかなり追い込まれた状況に。手元には10,500チップ、ブラインドは1k/2k。残された5.25BBを増やす方法を、1オービットもないうちに見つけなければなりませんでした」

「流れが変わったのは、UTGでAJ743が入ったときです。7kにオープンすると、BBのビッグスタック以外は全員フォールド。BBからオールインを返され、コールしました。相手はTT863。フロップでロードローがつき、ターンのJでリードを奪い、さらにリバーでもJを引いてスクープ(ポット全体の獲得)。これで24kまで戻し、少し息をつけるようになりました!」

「そこからは相手をよく観察しながら、仕掛ける場面を慎重に選びました。少しの幸運にも恵まれて、じわじわとスタックを212kまで回復。その日の最後の5レベルで、敗退寸前のショートスタックから、残り161人中47位、42BBを持ってDay 2進出を決め、ミニマムキャッシュも確定させました。あの大事な場面であきらめず、状況をひっくり返せたことが、自分でも本当にうれしかったです!」

DAY 2

「自分のテーブルではチップ量が2番目で、実績のあるプレイヤーばかりが揃っていました。最後まで勝ち進むために、やるべきことをやる覚悟はできていました」

「ブラインド3k/5kから再開すると聞いて、長い一日になるだろうと思っていました。ただ、自分が意識していたのは、テーブルで質の高い判断を下し続けることと、相手の情報をできるだけ集めることだけです。序盤からいいタイミングでカードにも恵まれ、手強いプレイヤーを何人も飛ばしました。4時間近く打ったところで、ブラインド6k/12k、868k(72BB)まで伸ばし、全体でもトップ10に入るスタックになっていました」

「ただ、その後は無用なぶつかり合いを避けながらプレッシャーをかけようとするうちに、スタックの半分ほどを失いました。チップリーダーとの大きなポットでブラフを決められたこともあり、もう一度ギアを切り替えることにしました」

残り100人を切ったところで、重要なハンドがありました。COからA♣Q♥9♥4♦3♠でオープンし、ボタンのビッグスタックがコール。SBはフォールド、BBもコールしました。フロップはQ♠Q♦6♠。BBがチェックし、自分が小さくベットすると、ボタンがポットレイズ。BBはフォールドしました。少し考えた末、ここで勝負すると決めてジャム。相手はすぐにコールし、8♣6♥6♦3♥2♥のフロップドボートを見せました。ターンのK♠では状況は変わりませんでしたが、リバーはA♠!またしても敗退を免れ、大きなダブルアップを決めました!」

「これで再びトップ10に入り、スタックは955k。ブラインドは10k/15kのレベル20でした。その日の残り数時間でも、もう一度大きなダブルアップがありました。A♣Q♦8♦7♥2♠A♦J♦9♥4♣2♥で、フロップは8♠8♥6♥。ここでオールインになりました。ターンのK♥で相手にフラッシュが完成しましたが、リバーのQ♥で自分がボートを完成させ、逆転でポットを獲得しました!」

「この時点で1.9Mチップ。その後、ミドルスタックのプレイヤーがEPからオープンし、自分はボタンでK♦Q♦J♥9♠4♥を持ってコール。K♥9♦6♥のフロップをヘッズアップで迎えました。自分のハンドにとっては最高に近いフロップでしたが、相手のCベットがこのボードにしては普段より大きめで、何か引っかかるものがありました。セットの可能性も考えて慎重にいくことにし、ここはコールだけ。ターンには理想的なT♠が落ち、相手がジャムしてきたところをスナップコールしました。相手はA♠K♠K♣7♣2♦。リバーを残して自分が大きくリードしていました。最後までボードがペアにならず、この大きなポットもスクープできました」

「これで2.6Mまで伸ばし、Day 2も終盤に入っていました。最後の3時間はあまり流れが良くなく、参加したポットのほとんどを落としましたが、大きく崩れることなくスタックを維持できました。その日はレベル25、ブラインド25k/50kで終了。残り29人中16位約1.5MをバッグしてDay 3へ進みました」

DAY 3

「Day 3の再開直前、妻と電話していたのを覚えています。電話を切ったあと、席に間に合うよう少し走る羽目になりました。チップを積んでいる最中に始まった最初の2ハンドが、どちらもまずまずのAAXXXでした。1つ目はUTG+1からオープンしてブラインドを回収。次もUTGからオープンし、BBがディフェンス。有利なフロップでCベットを打つとフォールドしてくれました。悪くない滑り出しですよね?」

「次に大きな動きがあったのは、COのオープンに対して、ボタンからA♦A♣K♦7♠4♣でポットサイズの3ベットをしたハンドです。相手はそれほど時間をかけずにコールしました。フロップは8♦5♥2♥でヘッズアップ。相手がチェックしてきたので、少し考えましたが、SPRが1を少し超える程度(1.2くらいだったと思います)だったことも踏まえて、このボードではチェックバックするほうがいいと判断しました」

「理由はいくつかあります。まず、自分はA♥を持っていなかったこと。相手のプリフロップでのオープン・コールレンジにはA♥やA♠を含むハンドがかなり多いはずで、自分の手にハートが1枚もない以上、ハート付きのA2やA3のようなハンドと当たっている可能性も高い。それに、このフロップでA3系のハンドを降ろすことはまずできません。ナッツローを持っているわけですから」

「それに、ターンを見れば自分のハンドがリバーまでどれくらい戦えるか判断しやすくなりますし、チェックバックすることでA2系のハンドからブラフを誘える可能性もあります」

「案の定、ターンに9♦が落ちると、相手がポットサイズでリードしてきました。このターンは自分にとって最高でした。オーバーペアに加えてダイヤのドロー、セカンドナッツロー、ダブルガットショットまでついたので、残りのチップを全部入れました。相手がA♥J♣T♣T♦2♠を開いたのを見たときは、本当にうれしかったですね。相手はテンのペアと、カウンターフィットされたA2のロードロー。こちらはすでにA4のローが完成していたので、相手のローには負けません。スクープするために避ける必要があったのは、ダイヤ以外のQ、7、Tだけでした。リバーはQ♦フラッシュが完成してそのままダブルアップし、ブラインド30k/60kで約3.6M(60BB)まで伸ばしました」

「そこからも戦い続け、チップを増やせる場面を待ちました。数時間が経ち、29人から2テーブル、そして残り12人まで絞られました。各テーブル6人になったところからは、自分がずっと打ち込んできた形式だったのでかなりやりやすくなりました。レンジを大きく広げてプレッシャーをかけ、ファイナルテーブルまでにしっかりスタックを作ろうと決めました」

「狙いどおりに進み、午後7時頃、残り8人でついにファイナルテーブルに到達しました。自分はトップ3に入るスタックで、ちょうど8Mチップ(40BB)。14.1Mを持つチップリーダーのSong Wangとも、そこまで大きな差はありませんでした」

ファイナルテーブル

「開始から数ハンドでショートスタックが1人敗退し、その次はBvBで別のショートスタックを飛ばしにいったんですが、逆にダブルアップさせてしまいました。その後もしばらくはポットを取り切れない展開が続きましたが、次に大きくぶつかったハンドでは、99JQ4のランアウトとなったマルチウェイポットで、自分のKQQ64Anthony Reateguiを瀕死のショートスタックまで追い込みました。相手はマックしたので、何を持っていたかは分かりません。あのハンドのあと、彼はおそらく5BB未満。ビッグスタック側からすれば、彼が7位で飛ぶのを待ちたいショートスタックたちに最大限のICMプレッシャーをかけられる、絶好の状況になりました」

「ちなみに、7位は$57,000、6位は$75,000、5位は$101,000でした。だからこそ、次のハンドがエクイティの面であれほど大きな意味を持つことになったのには、自分でも驚きました」

「まだショートスタックが残っている状況で、HJがオープン、COがコール。そして自分がボタンからA♥A♦5♥5♣2♦でポットサイズの2.1Mにレイズすると、なんと2人ともコールしてきました!」

『何が起きてるんだ?ICM的には自殺行為みたいなものだろう』と思いました。HJはすでにスタックの半分を入れていて、COに至っては、手元に10BBも残していなかったんです」

「フロップはJ♠5♦3♥。HJがジャム、COがコールし、自分はスナップコール!」

トーナメントのチップリードをかけたポットで、2人とも飛ばせば、6桁の賞金が確定するという場面。こちらはミドルセットにナッツローのドロー、さらにバックドアのナッツフラッシュドローが2つ。HJはA♣K♦K♥T♥2♣、COはA♠9♦9♥4♥2♠を開きました。まさに夢のような状況でした!」

「『あとはブリック、ブリックで決まりだ』と思っていました」

「ところがターンで、まさかの1アウターとなる2♥が落ちました。これでJames Roullier以外は全員ローがカウンターフィットされ、しかもJamesにはホイールが完成して、ハイでもこちらを上回ります。こちらがハイを取るには、ボードがペアするか、ハートを引くしかありません。ただ、少なくともリバーでKが落ちない限り、Dimitri(HJ)は飛ばせる状況でした」

「リバーは8♦。Dimitriを飛ばすどころか、ローを分け合ったことで、サイドポットでは彼に4分の1を残す結果になり、Roullier(CO)はメインポットを総取りして巨大なトリプルアップを決めました。とんでもないハンドでしたね……」

「多くのプレイヤーならティルトしてもおかしくない場面だと思います。でも、自分は違いました。もちろん結果にはかなり落胆しましたが、こういう有利な状況を作り続けていれば、最後には結果がついてくると言い聞かせました。何が起きても、気持ちを乱されて夢の達成を邪魔されるわけにはいかなかったんです!」

「もう一つ、決定的な転換点になった大きなハンドもRoullierが相手でした。残り6人で、彼にスタックをカバーされている状況です。Thomas KoralがUTGからオープン、JamesがSBからコール、自分もBBからK♠T♥7♠4♦2♦でコールしました。フロップはK♣K♦T♠で、全員チェック。ターンでJ♠が落ちた瞬間、Jamesの表情がぱっと明るくなったのを覚えています。彼は一瞬間を置いてから、2.2Mのポットに1Mをリード。自分はコールし、UTGはフォールドしました。リバーはQ♣。Jamesは2Mをベットしてきました。自分の手元は2.125Mだったので、コールして負ければ残るのはちょうどSB1つ分。次のハンドではSBからブラインドオールインになる計算です」

「あの場面では、最善の判断をするために、できる限りの情報を集めようとしました。難しかったのは、Jamesとはかなり長い時間同じテーブルで打っていて、見た限りではほとんどブラフをしていなかったこと。それに、ハンドの流れから見ても、あのターンで彼のハンドが強くなったことはほぼ間違いありませんでした。ただ、それが自分にとって良いことなのか悪いことなのかが分からなかったんです」

JJの3コンボには勝てますが、KJの3コンボやKQの3コンボには負けます。問題は、彼がブラフをしていないとほぼ確信していたことでした。つまり、彼自身は勝っていると思いながら、自分より弱いハンドでバリューベットしてくる可能性があるかを考える必要がありました。JJXXX以外なら、AQJXX、AQTXX、QJ9XXのようなハンドです」

かなり長く考えましたが、相手はずっと自信ありげに見えました。最終的にコールすると、JamesがQ♦J♦J♣9♠5♣を開いて、こちらより小さいボートだったんです。本当にほっとしました」

「うれしすぎて、このポットを取ったことでブレスレット争いに完全復帰したことすら、その瞬間は忘れていました。あとで休憩中に、友人のJerryから『正しい判断にたどり着くまで、じっくり考えているのを見るのが面白かった』と言われました。自分では4分くらいだと思っていたので、『少なくとも10分はかかってたよ』と言われて驚きました(笑)。まあ、最後には全部報われたということですよね!」

「優勝までには、このほかにも重要なハンドがいくつもありました。勝ち切るまでに、このゲームで求められるあらゆる力を試された気がします」

ヒーローコール、ヒーローフォールド、ビッグブラフ、シンバリューベット。チップリーダーのときも、ショートスタックのときも、あらゆる状況で試されました」

読みの力も、相手のレンジを正しく想定する力も試されました。でも結局のところ、そうやって自分の力を試されることこそ、この大好きなゲームで自分が一番楽しんでいる部分です。逆境を乗り越えて、クラッシャーだらけのこのフィールドを制するには、自分の底力を見せるしかなかったんです」とAlcindorプロは語ります。

「I Love Poker」


AlcindorプロがWSOPでつかんだ成果は、ポーカーに打ち込んできた20年の集大成でした。状況に適応する力、自信を失わない強さ、ときには方向転換する柔軟さ、そしてエッジを求めて新しい種目を学び続ける姿勢。そのすべてが、今回の成功につながりました。

20年もの間、変わらずポーカーに取り組み続けるのは簡単ではありません。苦しい時期にポーカーを辞めようと思ったことはなかったのか。そう尋ねると、Alcindorプロの答えは明快でした。

No never, I love poker!(「いいえ、一度も。ポーカーが大好きなんです!」)

では、そんなポーカーから何を学んだのでしょうか。

「ポーカーほど優秀で、同時に容赦のないライフコーチはほかにいません!」

期待しすぎないことや、居心地の悪い状況でも平常心を保つことを教わりました。感情との向き合い方、結果だけにとらわれないこと、リスク管理、忍耐、規律。挙げればきりがありません!」

「結局のところ、自分で気づいていない自分の一面は、たいてい何らかの形で弱点として突かれることになるんです。ポーカーを続けていれば、嫌でもそうした弱点に気づかされます。でも、そこにきちんと取り組めば、自己成長のための素晴らしいツールになるんです」

「ポーカー以外では、人生を思いきり楽しみたいと思っています。時間があれば妻と旅行をして、家族との時間を大切にする。それから、いくつかのビジネスプロジェクトにも取り組んでいます。今はそういったことに関心があります」

旅先として特に好きなのが南米で、今後はさらに時間をかけて、この地域を巡ってみたいと考えているそうです。

Christopher Alcindor

これからポーカーに取り組む人たちに向けて、Alcindorプロは、自分に合ったものに集中し、正しいステップを踏んでいくことの大切さを語ります。

最初は小さく始めて、近道をしようとしないこと!まずは無理のない範囲で適切なポーカーバンクロールを用意して、その範囲をきちんと守ることです。理想を言えば、平均バイインの100倍くらいあれば、ある程度の分散にも耐えられますし、金銭的なプレッシャーを抑えてプレイできます。そのうえで、自分に一番合ったゲームや形式を見つけて、しっかり数をこなしていくことです」

「目標とするバイインの水準に届くまで、少しずつステークスを上げていくことが大切です。そうすれば無理なく安定してプレイできるようになり、それが自信の土台になります。自信がつけば、考え方や判断も自然と良くなっていく。そうなれば、学ぶ過程を楽しみながら上達していけるはずです」

活躍を続けるAlcindorプロが、今回新たなKK CRUSHERに。今後の挑戦からも目が離せません!

今後のKK Crusherプロモーションの続報にもぜひご注目を!ボーナストーナメントのバウンティプライズ、フリーロール、プレゼント企画などをご用意しています!

一部の写真はPokerNews/WSOPより

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